甲状腺の病気や乳癌について|転移した箇所によって治療法も変わる

機械による放射線治療

CTスキャン

サイバーナイフは放射線治療の一種で、世界初のロボットによる放射線治療システムです。高威力の放射線を腫瘍部分にピンポイントで狙い打てる為、周囲の細胞を破壊する事なく、治療が行えます。従来までの放射線治療と比べて副作用や後遺症が少なく、身体の機能回復も早いです。サイバーナイフと言われていますが、人体にメスを入れる訳ではないので、外科治療のような出血はまずありません。身体的負担も少ないので九十歳を超える高齢者でも治療を行える利点があります。似たような手法の粒子線治療とは根本的に異なります。但し、サイバーナイフは大掛かりな機械なので、設置していない病院も多数あります。サイバーナイフの利用者は年々増えており、頭蓋が最も多く治療が行われる箇所となっています。

サイバーナイフは従来の放射線治療を高性能化ないし高効率化したものです。放射線治療は外科治療・化学療法と並び、三大がん治療の一つとされています。放射線治療は一点に集約した放射線によって、がん細胞に意図的な放射線障害を引き起こし、細胞分裂を防ぐ治療法です。外科治療に比べて身体的負担が少ない事が魅力の一つですが、放射線によって正常な細胞までも攻撃してしまう為、副作用というマイナス要素を抱えていました。サイバーナイフは放射線治療が持つ利点をそのままに、機械による正確無比なコントロールによって、副作用のマイナス要素を極限まで減らした手法と言えます。サイバーナイフは従来の放射線治療と同様、時間に区切りを設けて行います。一回の照射時間は最大でも一時間程度です。